今回は初めて障害者グループホームを探されている方にわかりやすく簡潔に明記していきます
ぜひ、グループホームを探す参考にしていただけたら嬉しいです。

では最初にメリットからお伝えします。

メリット

①一軒家タイプとマンション型では違いますが自分の時間を満喫できる

マンション型の場合は完全個室のタイプが多いため、自分の使いたいように時間をアレンジできます。グループホームの規則は多少ありますが、自分の部屋をデコレーションしたりと楽しんで見える方が多いのが特徴です。
一軒家タイプは家庭的な雰囲気を重視しているため、アットホームなスタッフの方が多く、就労での話や悩みを相談される利用者様が多い感じます。

②専門的なスタッフのケアとサポートが受けられる

障害者グループホームでは専門的なスタッフが常駐しているので、利用者のニーズに合わせたケアやサポートを受けながら日常生活の支援や、個々の状況に応じたサービスが利用できます。

③共同生活やコミュニティと通して信頼関係も築ける

一軒家タイプの障害者グループホームでは少人数での共同生活を通して、支え合いながら生活します。
孤独感を減らして戸惑いも少なく、コミュニケーションも取りやすい環境です。
マンションタイプも孤独感はなくスタッフに相談したい時は常時可能です。

④プライバシーが守られる

一軒家タイプは部屋については個室か準個室のため、プライベートな空間もしっかり確保されています。
マンションタイプは完全個室のためプライバシーの観点からは守られています。
ただ共同生活援助のため、その障害者グループワークのルールの再確認も必要です。

⑤安全で安心な環境

利用者様の安全を確保するために施設では常に安全対策は話し合われています。
利用者様はもちろんですがあずけている家族も安心できると思います。

デメリット

①施設自体が少なく、定員数が少ないため入居待ちの可能性がある

障害者グループホームは共同生活のため、その分定員数も少なく、少なくて4部屋から多くて15部屋のところが主流かと思われます。
場所によっては入居待ちとなっている可能性があり入居までに時間がかかる可能性があります。

②医療ケアに特化しているわけではない

医療的なケアができる障害者グループホームが増加傾向ではありますが、医療・看護スタッフの配置は義務ではありません。そのため、医療ケアには特化しているわけではありません。

③身体機能の低下や、暴言・暴力などで共同生活困難な場合は退去の可能性

マンション型ですと基本は自立して生活が営める利用者様が中心になりますのため、区分が上がってしまうと、他の施設への転居や一時的な入院などと相談される可能性もあります。

④人間関係に悩む可能性もあります

一軒家タイプのグループホームでは入居者間で相性の不一致が起きてしまい、トラブルなどに発展する可能性もあります。

最後に

メリットとデメリットを読んでいただいたように、障がい者グループホームのメリットはたくさんあります。
利用者様が自立して自分らしい生活が送れるようにスタッフがサポートし、自分の目指す目標のための利用になります。

スタッフにすべてのことをサポートしてもらうわけではなく、自分でできることは自分でしていき、できない事に対しては必要なサポートが受けられます。
今までは親元にいて自分でやるなんて考えたことのなかったことも、自立した生活を送るなかで、自分でできることも増え、自信を持つ事もできるでしょう。

反対にデメリットでは入りたい地域の障がい者グループホームに入れないなんてこともあります。利用者様に対して絶対数が足りていないのが現状です。

障がい者グループホームは、今までずっと親元で生活していた利用者様やこれからしっかり働いて独立して頑張っていきたいと考える重大な一歩です。

費用面も公費や家賃補助などもありますし、生活保護の方も入っていただくことは可能です。
迷っている方は障がい者グループホームについて前向きに検討してしてみてはどうでしょうか。