2024.05.15プチ知識
皆さんが理解しやすいように障害者グループホームについてわかりやすく解説していきます。
簡単に言えば障害のある方が日常生活の支援を受けながら共同生活を送る場所の事を言います。
食事や掃除、入浴など日常生活を送るうえで必要なことのサポートのことを言います。最終的には地域の中にある共同生活住宅で暮らし、自立を目指していきます。一言で言えば障害者を支援をする障害者福祉サービス「共同生活援助」のことを言います。
ここでは、障害者グループホームの利用条件や入居期限、費用など、気になることについて詳しく解説します。施設を探している方は参考にしてみてください。
障害者グループホームは、身体障害者、知的障害者、精神障害者、難病患者など、障害者総合支援法が定める「障害者」に該当する方が利用対象者となります。
ただ身体障害の場合は、65歳未満の方、および65歳に達する前日までに障害福祉サービスやこれに準ずるものを利用したことがある方が対象です。
障害支援区分の条件は基本的にありませんが、障害者グループホームによって利用対象者は異なります。原則、障害支援区分の判定を受ける必要があります。
希望する地域の障害者グループホームを利用することで支援を受け地域生活を続けられます。
日常生活のサポートを受け、支援を受けながら、一軒家やマンション・アパートといった共同住宅を住まいとして地域に溶け込んだ社会生活ができます。
親元から自立したいさせたいという気持ちがあるけれども、単身生活に不安があるという方は、障害者グループホームの利用が特におすすめです。
障害のある子供の親である自分が高齢で、万が一の事態が起きたときに子供が安心して暮らせる場所を用意しておきたいという場合も多く見られます。
グループホームは地域にある一般住宅を利用するもので、アパートやマンション、一軒家などさまざまな形態があります。
また、兵庫県では県営住宅に障害者グループホームを設置するという事もされています。
グループホームには管理者、サービス管理責任者、日常生活のサポートをする世話人、生活介護支援をする生活支援員や看護師(施設によってはいない事もあり)がいます。
グループホームは自立支援を目的とするので、自傷の禁止、近隣の人への迷惑行為の禁止また門限が設定されています。あと、喫煙者には喫煙所以外での禁煙や部外者の宿泊禁止というルールもあります。これは快適で安全な共同生活を送るためのルールです。
障害者グループホームの利用には、以下のような費用が必要です。
ただし、グループホームの利用者は、一定条件を満たせば家賃の一部を補助する特定障害者特別給付を受けることが可能です。
しかも自治体によってはその地域独特の家賃助成がある場合もあります。
もちろん生活保護を受けていてもグループホームの利用は可能です。場合によっては家賃扶助で家賃を全額まかなえる場合もあります。
障害者グループホームに入居するには、障害者手帳や受給者証が必要です。
相談支援員さんをつけて申請するとスムーズに進める事ができます。
各施設のホームページやパンフレットを見て直接連絡をする方法もあります。
他にも、自治体の障害福祉課窓口や相談支援事業所にグループホームを利用したいことを伝えると、施設を紹介してくれます。
グループホームの見学はいつでも可能です。むしろ必ず見学してください。生活環境を確認しておくことは大切です。
できます。詳しくは相談支援員さんに尋ねてほしいのですが、相談員さんと相談して泊まる日にちや日数を決めるといいでしょう。実際住んで、就業先や就労支援のアクセスしやすいのか確認することは重要です。
結論として、障害者グループホームも様々な形の施設が混在し、入居しやすくなっています。
是非自分に合った施設を見つけて自立に向けて頑張ってほしいですね。
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